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令和 4年12月21日総務委員会-12月21日-01号
令和 4年 第4回 定例会-12月21日-05号

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  1. 足立区議会 2022-12-21
    令和 4年12月21日総務委員会-12月21日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年12月21日総務委員会-12月21日-01号令和 4年12月21日総務委員会       午後1時23分開議吉岡茂 委員長  それでは、ただいまから総務委員会を開会いたします。 ○吉岡茂 委員長  初めに、記録署名員を指名させていただきます。  せぬま委員土屋委員、よろしくお願いいたします。 ○吉岡茂 委員長  それでは、議案の審査に入りたいと思います。  まず、(1)第133号議案 令和4年度足立一般会計補正予算(第9号)、(2)第135号議案 足立議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、(3)第136号議案 足立区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例、以上3件を一括議題といたします。  執行機関説明を求めます。 ◎政策経営部長 それでは、第133号議案補正予算概要について御説明させていただきます。  資料の1ページを御覧ください。令和4年度各会計別補正予算(案)概要でございます。  一般会計の第9号補正で419万5,000円の増額となっております。他の特別会計補正はございません。  2ページを御覧ください、歳入予算款別表です。  19番、繰入金で419万5,000円の増額となっております。
     5ページが歳出の概要となっております。  議会費です。419万5,000円の増額です。これは、1番の議員報酬事務における足立特別職議員報酬等審議会答申に基づき、期末手当の改定に必要な予算増額することが主な増要因となっております。  続きまして、6ページになります。  6ページは、特定目的基金積立状況でございます。  ⑰が今回第9号補正取崩し後の基金残高となっております。 ◎総務部長 総務部資料の4ページをお開きください。  第135号議案 足立議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例でございます。  こちらは、足立特別職議員報酬等審議会答申を受けまして、足立議会議員期末手当を改定するものでございます。  内容でございますが、まず、支給月額の引き上げでございます。現行が3.6月でございますが、これを3.7月(プラス0.1月)とするものでございます。また、その下、イになりますが、令和5年度以降、現在6月と12月、3月に支給している期末手当のうち、3月の支給を廃止しまして、その分を6月、12月に振り分けるというものでございます。  更に9ページをお開きください。  第136号議案 足立区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例でございます。  第135号議案期末手当と同様に、足立区長等の特別職につきましても、期末手当支給時期を改定するものでございます。同様に、3月支給を廃止しまして、6月、12月に支給を振り分けていくというものでございます。 ○吉岡茂 委員長  ありがとうございました。  ただいまの説明に関しまして、何か質疑はありますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○吉岡茂 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派意見をお願いいたします。 ◆長澤こうすけ 委員  まず、これ特別区人事委員会勧告から来たものを報酬審議会等に掛けていただいて、我々はそれに従うべきだと思いますので、それにひも付いた補正予算ということで可決です。 ◆岡安たかし 委員  これ、幹事長会でもお話ししました特別区人事委員会勧告でありますので、従うという方向性で、可決でお願いします ◆おぐら修平 委員  可決でお願いします。 ◆土屋のりこ 委員  第135号議案議員報酬を上げる、金額が増えるということなんですけれども、今やっぱりコロナ禍の中で、区民の方も厳しいという声となかなか給料上がらない中でどうなんだというふうな、経済対策求める声、たくさん私も相談いただきます。そういった中で、私たち自身議員報酬は上げるというのも、ちょっと賛成はいたしかねるということで、第135号議案補正予算には賛成いたしかねると。第136号議案は、上がらないと、月を変えるだけということですので、賛成といたします。 ○吉岡茂 委員長  もう一度。第135号議案反対なのですね。 ◆土屋のりこ 委員  補正もです。 ○吉岡茂 委員長  第133号議案反対、第135号議案反対。 ◆土屋のりこ 委員  そうです。第136号議案賛成。 ○吉岡茂 委員長  第136号議案賛成なのですね。  それではこれより採決を行います。  まず、第133号議案について採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○吉岡茂 委員長  挙手多数であります。よって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、(2)第135号議案について採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○吉岡茂 委員長  挙手多数であります。よって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、(3)第136号議案について採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○吉岡茂 委員長  御異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に(4)第134号議案 足立区長等の給料特例に関する条例単独議題といたします。  執行機関説明を求めます。 ◎総務部長 総務部資料の2ページをお開きください。  第134号議案 足立区長等の給料特例に関する条例でございます。  花畑環境整備その1工事並びに北綾瀬駅前交通広場整備事業でございますが、これに関しまして、行政に関する区民信頼を大きく失墜させることになり、区長、副区長教育長がその責任区民への陳謝の意を表するとともに、自ら厳しい姿勢を示すため、給与を減額するものでございます。  花畑環境整備その1工事につきましては、泥土の積算に関する調査を十分に行っていなかったことから、工法等の変更が必要となりました。また、北綾瀬駅前交通広場整備事業につきましては、整備費単価精度が甘かったというようなことがございました。これにより、予算過少計上となりまして、大変御迷惑をお掛けする結果となりました。このようなことが具体的な理由でございます。  内容につきましては、中ほどに記載しておりますけれども区長が2か月分20%、副区長が2か月分10%、教育長1か月分10%の減額となっております。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○吉岡茂 委員長  それでは、ただいまの説明に関して質疑ありますでしょうか。 ◆おぐら修平 委員  この今回の議案について、区長、副区長教育長給料を引き下げるということで、先ほど説明もありましたが、自ら厳しい姿勢を示すということでの重い決断だったと思います。こういう行政の様々なこうした不手際というか、何か起きたときのそれぞれの組織の長の責任の取り方はいろいろあると思いますが、改めて、こちらの経緯について、またこの概要先ほど説明はいただきましたが、今回このような議案を提出するに至った自ら厳しい姿勢を示すためということでありますが、あと、自ら厳しい姿勢を示すいろいろな方法はあると思うんですが、2か月分の20%、2か月分の10%、1か月分の10%ということでのそういう具体的な数字も今回議案として提出されましたが、改めてのこういうことに議案を提出するに至った背景というか、思いというか、お願いできますでしょうか。 ◎長谷川 副区長  今回、本当に花畑川、北綾瀬については、議会皆様、それから区民皆様の信用を大きく損ねることになったということを重く受け止めて、今回このような対応をさせていただいているところでございますけれども、特に花畑川につきましては、職員にも懲戒処分を出しているということの中で、その責任を担う私たちも、一定程度責任を果たす必要があるだろうということで、今回このような内容提案をさせていただいております。  それから、もう1つ、2か月20%、2か月10%というところについてなのですけれども、こちらについても、過去、実は、保育の整備の関係で、国から4,000万円余の補助金が取れなかったというときがございまして、そのときの区長責任の取り方を比較をさせていただいて、今回このような対応をさせていただくということで、提案させていただいております。 ◆大竹さよこ 委員  今回議案に出されたということで、私も少し調べさせていただきました。今、お話がありましたけれども、自ら厳しい姿勢を示すためというふうにございました。内容としては、区長1・2月分20%、第1・第2副区長1月・2月分10%とございます。この数字根拠というのはあるのでしょうか。先ほど、副区長が、保育園のときを鑑みてこの数字を出したというふうにおっしゃっておりますが、通常ですと、こういう条例があるから、その条例に従って、この2か月分の20%なんだとか、2か月分の10%なんだとか、そういう説明のできる根拠というのはお持ちなんでしょうか。 ◎総務部長 特に決めてある基準表のようなものはございませんでして、やはり過去の例に倣って、あるいは、ほかの自治体等で事例があれば、そういったものを参考にさせていただくことはございますが、そういった基準表のようなものは持ってございません。 ◆大竹さよこ 委員  そうしますと、特にこの北綾瀬駅前広場整備事業につきましては、整備費単価精度が甘かったというふうにございますが、例えば、そのときの社会情勢というのもあると思うんですね。今の状況で、物価高、またなかなか、資材が手に入らないといった中のこの予算額が乖離したということもございます。そうしますと、そのときの時の流れというか、雰囲気というとちょっと言い過ぎかもしれませんが、その状況を見て、今回はこれを反省すべきだ、もしくは、これは、そこまでしなくてもいいんだというような判断になるのか、そのあたり、もう少し詳しく教えていただければと思いますが。 ◎工藤 副区長  今回、北綾瀬につきましては、インフレスライドとかそういったことではなくて、もともとの設計の段階で見積りが甘かったという内容でございます。そういった意味で、花畑川に続いて、議会の方に大変御迷惑をお掛けしましたし、区民皆様への信頼も失墜するという、2度大きく内容が変更されたということで、私どもそれを重く受け止めて、今回こういうことで提案をさせていただいております。 ◆大竹さよこ 委員  すみません、ちょっと意地悪な質問になってしまうのかもしれませんが、この工事は、まだこれから始まるところでございます。今後、同じようなことがないとも限りません。今後、こういったことがあったとき、そのときはどうするのか、そういったこともちょっとお伺いしたいと思いますが。 ◎工藤 副区長  まず今回、次の委員会再発防止策について提案をさせていただきます。その内容に沿って、精度の高い見積りができるようにということで考えております。それをやっても、もしまた同じようなミスが起きた場合には、そのときに改めてまた判断をさせていただきたいと思います。 ◆大竹さよこ 委員  このように御自身のことを自ら律するというか、罰するというか、それに対して、私ども審議するというのはなかなか難しいなというところでもございますが、今回こういった条例議案を出されたということを私どもも重く受け止めたいと思います。  以上です。 ◆岡安たかし 委員  長引かせるつもりはないんですけれども、今の大竹委員質問に関連して、例えば、これ10%だ、20%だ、また、教育長は当時担当部長だったというところはあるんですけれども、恐らくこの10%や20%、これが30%じゃなかった、20%じゃない、15%じゃないとか、この辺というのは、こういうお話をもし区民にした場合、いろいろな議論が出ると思うんですね。なぜ10%にしたのか、20%にしたのかと、今の大竹委員質問じゃないですけれども。  一つは、補助金が取れなかった過去のそれを参考にしているというのもあるんですが、他の自治体の例を参考にするとか、ただ人口規模とか、昭和の時代まで遡る必要もないのかもしれませんし、なかなか基準みたいのがあるようでないようで、しかもこの条例は、このためだけにつくって、2月28日に2か月分まで減額するから、2月28日で失効してしまうような条例をつくる、その都度その都度こういう条例をつくって執行させてという、こういうやり方が通例なのかも、ちょっと今後の勉強のためにも知りたいし、これから、ある程度、区民が納得するような根拠的なもの、しっかり何か説明できるものを用意してもらいたいし、通例は、やっぱりこうやって、その都度その都度つくって執行させるようなこういう条例対応するのが、行政通例なのか、そこも含めて教えてください。 ◎工藤 副区長  懲戒とか職員分限であれば、そういった基準がございますので、それに沿って、あるいは第三者機関の御意見を聞いてということになりますけれども、この特別職の場合にそういう基準があるのかどうか、ちょっとほかのところにも調べさせていただきますけれども、もしあるのであれば、そういったことを参考につくって、研究してみたいと思っております。 ◆岡安たかし 委員  また、教育長は、当時担当部長だったということもあるんですが、例えば、これは課長まで及ばないとかというのも、もう何か参考にしたのか、取りあえず今回決めたのか、その辺も教えてもらえますか。 ◎工藤 副区長  今回につきましては、特別職以外の一般職については、その当時からの内容を全てヒアリングを行って、ガバナンスヒアリングを行った後に、第三者によるヒアリング調査も行って、そして、客観的な御意見を基に、最終的に分限懲戒委員会で決定をしているという状況でございます。 ○吉岡茂 委員長  他に質疑よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○吉岡茂 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派からの意見をお願いいたします。 ◆長澤こうすけ 委員  可決です。 ◆岡安たかし 委員  多分に自ら厳しい姿勢を示す決意的なところが入ったものですので、重く私どもも受け止めてさせていただきたいと思っています。可決でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  可決でお願いします。 ◆土屋のりこ 委員  賛成です。 ○吉岡茂 委員長  それではこれより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○吉岡茂 委員長  御異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○吉岡茂 委員長  次に、その他に移ります。  何かその他ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○吉岡茂 委員長  その他なしと認めます。  以上をもちまして総務委員会閉会といたします。       午後1時39分閉会...